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2018年4月

2018年4月14日 (土)

道程

思いがけなく落ちたその谷底には 

 
 
今まで気付かなったこと 
 
今まで見逃していたこと 
 
子どもたちの本当の姿 
 
 
そんな宝物がたくさん落ちていました。 
 
 
 
そしてその中には 
 
私の本当の心もありました。 
 
 
 
 
他人に認めてもらうことで自分の価値や存在意義を感じていた自分。 
 
他人の価値観の鎧でガチガチに固めた自分は、
 
いつしか自分の本当の姿を忘れ、中身のない、鎧だけの自分になっていました。 
 
 
鎧の私は、それでもこれが本当の自分と疑わず、 
 
どんどん荷物を背負い込み、 
 
ひたすら頂上目指して、坂道を登っていました。 
 
 
・・・・・・登っているつもりでした。
 
 
でも、私が歩いていたその場所は、
 
いつの間にか迷い込んだ 
 
深い谷を渡る、細くてもろい一本の板の上。 
 
 
私は、落ちるべくしてその谷底に落ちたのです。 
 
 
あまりの衝撃にもがき苦しんだ数か月。 
 
自分の身体が自分の物ではないような不思議な感覚。
 
物をつかんでもつかんだ感覚がなく、 
 
歩いても、地面の感触が伝わらない。
 
魂が自分から半分抜けて 
 
透明な自分が、常に自分の横にいました。 
 
 
 
それでも、光と、自分の進む道を求めて周りを見渡すと、 
 
 
そこには、先の素晴らしい宝物がたくさんあったのです。 
 
 
冷たくなりかけている自分の心を胸にそっと戻し、 
 
ようやく本当の自分が戻ってきました。 
 
 
 
・・・・・落ちた崖をどうやって登ろうか。 
 
 
重い鎧はすべて脱ぎ捨て 
 
見つけた宝物を大切に抱え 
 
 
一年かけてようやく崖の上にたどり着きました。 
 
 
もう、前の自分ではありません。
 
 
これから進む道に迷いはありません。 
 
谷底で見つけた素晴らしい宝物を携えて
 
本当の自分で生きていきます。 
 
 
 
 
 
 
 

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